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テラヘルツテクノロジーフォーラム研究室紹介記事

 当研究室は、2007年4月、筆者の着任とともに「光波と電波・光子と電子の融合と、新しいセンシング・通信への応用」をミッションとして発足し、この2012年4月で6年目を迎えます。

 着任当初は、旧研究室のテーマがいくつか残っていましたが、5年の歳月を経た現在、10名余の大学院生のすべての研究テーマが、ミリ波・テラヘルツ波フォトニクスに関連するものになりました。研究室の教員スタッフとしては、久武信太郎助教に加えて、2011年4月より、冨士田誠之准教授が着任し、右図に示すように、デバイスならびにその集積技術から、システム応用(無線通信システム、分光システム、イメージングシステム)まで幅広い研究を展開しています。

 研究室のコアコンピタンスは、光通信波長(1.55mm)帯の光デバイスを用いたテラヘルツ波の発生・検出技術ですが、最近では、半導体電子デバイス、アンテナ技術、集積化技術に関する研究を、企業や他大学、および学内の研究室と連携して進めています。

[左図] THz無線実験の様子(協力:NTT) [中央図] トモグラフィ実験の様子 [右図] 無線モジュール
(協力:ローム)

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