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郭藍さん APMP2013 "BEST STUDENT PAPER AWARD" 受賞
2013年4月22日から25日に韓国で開催されたAsia-Pacific Microwave Photonics Conference (APMP)において、郭 藍さん（大学院２回生）がBEST STUDENT PAPER AWARDを受賞しました。
この賞は、学生によるプレゼンコンテストにおいて優秀な人に贈られる賞です。
| 学会名 | Asia-Pacific Microwave Photonics Conference |
|---|---|
| 研究テーマ | 3-Gbit/s Error-free Terahertz Communication Using Resonant Tunneling Diode Detectors Integrated with MgO Hyper-hemispherical Lens (2013/04/22) |
| 概要 | MgO超半球レンズ実装の共鳴トンネルダイオード受信器を用いた超高速無線通信 |
我々は、共鳴トンネルダイオード（Resonant Tunneling Diode: RTD）を受信器に用いて、Gbps級の超高速無線を行ってきた。更なる高速化・長尺化の際を目指す上で問題となっているRTDチップ内の基板モードの影響を低減するため、MgOを材料とした超半球レンズを実装した。
放射パターンをレンズ有無で比較すると、レンズ装着をすることで、周波数依存性が低減され、集光されたことによる利得の増加が見られる。
レンズを実装したRTDを受信器に、逓倍器を送信器に用いた通信実験を行った結果、3.6 Gbpsのエラーフリー伝送（Bit Error Rate: BER<10-11）を達成した。この際、通信距離は50mmであった。6.4 Gbps、8.3 Gbps、10.4 Gbpsでのアイパターンも開いており、今後は更なる実装の改善により、10Gbpsのエラーフリー伝送を目指す。
